サイズを見るときに先に確認すること
何年も前に購入したため、手持ちの型サイズが分からないという方も多いです。
そんな時は、まず型の直径(縁周り)の確認をしましょう。
縁周りの直径を計る時、ちょっとコツが必要です。なぜなら、縁の外側から計るのか?縁の内側から計るのか?で微妙にズレが出るからです。
どのくらいのズレが出るのか、実際に私の家にある17㎝型の写真で見てみましょう。

まず、縁の外側から計った場合。

縁の外側で計ると、この型は18㎝型なのでは…?と思いませんか(-_-;)?
では次に縁の内側から縁の上まで計った場合です。


これだとぴったり、17㎝!という感じヽ(=´▽`=)ノ
ちなみに、18㎝型でも同様です↓

『型のサイズは、縁の内側から縁の上までの直径で確認』することが大事です。
そして…それだけで終わりじゃないのがシフォンの落とし穴です。
最近はさまざまな型が販売されています。
上記の直径確認に加えて、
・型の高さ
・底面の直径(こちらは縁がないので普通に計って大丈夫)
・型の重さ
の3つの確認が必要となります。
型の高さで、トール型かどうかがわかります。
普通型だと思って購入したけれで実はトール型だったという方、とても多いです。
レシピ通りの分量なのに、どうしても膨らみが弱い・ぺったんこに焼き上がるという方は、手持ちの型の高さを確認後、「トール型 サイズ表」と検索し、サイズを確認することをおすすめします。
次に底面の直径について。
18㎝の型に限りますが、垂直形のシフォンケーキ型があります(スタイリッシュシフォン型)
基本的にシフォンケーキ型が台形であるのに対し、スタイリッシュシフォン型は垂直に作られた型なのでレシピ(容量)を変える必要が出てきます。
18㎝型をつかっているのに、なぜか容量が少ない…と感じる方は、もしかするとスタイリッシュ型の可能性があるので、底面のサイズも計るようにしましょう。
(普通の型であれば、底面の直径は型サイズより小さめになります)
次に重さについて。
実はこれが一番の難題です。
レシピ通りに焼いているのに底上げ・生焼け・膨らまない・型にくっつかない・冷ましているときに落下…
このような失敗が起こる場合、『型の材質』についても疑う必要が出てきます。
もちろん、作り方やオーブン・焼き方の兼ね合いによってもこのような失敗は起こりますが、そもそもの失敗の原因が『型だった』という場合が本当に多いのです。
失敗する方に多いのが『アルスター型・アルタイト型』と呼ばれる型を使っています。
この型は、下地として鉄・スチールが使われており、ずっしりと重さがあります。
基本的に、シフォンケーキ型で多いアルミ型はとても軽いですが、アルスター型は重いです。
語弊があると困るのですが、アルスター型を否定したいわけでは決してありません。
お伝えしたいのは、『アルスター型はオーブンとの相性によって仕上がりが大きく変わる型』だということです。
オーブンとの相性が悪い場合、先述した失敗から抜けられない状態になります。
逆にオーブンとの相性が良ければ、まんまるな可愛い膨らみと、アルミ型よりしっとりした仕上がりのシフォンになります。
その理由については長くなるので割愛しますが、『型の高さ・底面の直径・型の重さ』の3つの知識も頭に入れておくと、失敗した理由がわかりやすくなると思います。
検索では17cmのレシピが一番多いと思います。
ですが手持ちの型のサイズが違った場合は、サイズにあったレシピの分量と焼成時間で焼くようにしましょう。
- 14cm: 少量で焼きやすい一方、焼きすぎると乾きやすい(大体たまご2個分使用)
- 17cm・18cm付近: 家庭用オーブンで扱いやすく、初心者が基準にしやすい(たまご3~4個使用)
- 20cm・21cm付近: 生地量が増えるため、中心まで火を通す確認が重要(たまご5~6個使用)
- トール型の場合: 例えば17㎝トールの場合、普通の17㎝の焼成時間より5~10分長めの焼成が必要(予熱温度も普通型より高めの設定が必要な場合も)
サイズ違いで失敗しやすいポイント
型が大きいのに生地量が少ないと高さが出にくく、型が小さいのに生地量が多いとあふれやすくなります。焼き時間だけで調整しようとせず、型サイズ、生地量、オーブン温度をセットで見直します。
私のレシピは18㎝ですが、他サイズの型でも焼いていただけるよう参考配合を記載しています。
まずはこのプレーンレシピを基準にして、ご自身の焼いたシフォンケーキの焼き上がりを記録するのがおすすめです。
焼き上がりを記録することで、ご自身のオーブンの特徴がわかるようになり、膨らみ方を見て焼成時間や温度の調整ができるようになりますよ。
